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腹式呼吸

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「腹式呼吸が体に良い」というのは聞いたことがあると思いますが、どう体に良いのかご説明させていただきます。

 

人間の体の腹部は後ろに背骨が1本あるだけで他に骨がありません。その為、風船のような構造をする事で体を支えています。しかし、現代人の多くはこの風船がしぼんでしまっています。その風船を膨らみやすくし、”腹圧”を高めるのが腹式呼吸です。

この”腹圧”というのがとても重要で、腹圧を高めることで腰痛の予防や改善、便秘の解消、体幹の安定などの良い効果が期待できます。

人は1日に数万回呼吸すると言われているので、この呼吸を良い呼吸にする事で驚くほど体が変わります。

 

腹式呼吸と対で胸式呼吸というものもあります。この胸式呼吸というのは首のあたりの筋肉や肩の筋肉、肋骨の間の筋肉を使って肋骨を持ち上げてする呼吸です。現代人のほとんどがこの呼吸と言われています。しかし、この呼吸だと肩や首の筋肉が疲れてしまい肩こりや首の痛みが出やすくなってしまします。なにせ1日数万回繰り返すわけなので

それに対して腹式呼吸で使う主な筋肉である横隔膜はもともとが大変強靭な筋肉のため、その数万回の呼吸でもほかの筋肉に比べ疲れにくいと言われています。

 

このように当たり前のように行っている呼吸を意識するだけでも意外と重要な要素が含まれているので、普段まったくと言っていいほど意識をしたことは無かったと思いますが、1度ご自身の呼吸を意識してみて下さい。

 

次回は腹式呼吸のやり方についてご説明させていただきます。

 

 

てぃーだ接骨院

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今後とも何卒よろしくお願い申し上げます

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