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水分補給について その2

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 今回も水分補給についてお話ししていこうと思います。前回は水分補給の大事さをお伝えさせていただきました。その続きとなりますので、まだお読みでない方は合わせてお読みいただけますとより分かりやすいと思います。

 今回は水分補給時の摂取量の目安をお伝えします。一般的に摂取量の目安は”1,5リットル~2リットル”が良いとされています。

 人間が1日の生活をしていく中で自然と失われる水分(排尿、排便や皮膚などからの揮発etc)は2リットル~2,5リットルほどあるといわれています。単純に失っていく水分量よりも多く摂取しないと体は徐々に水分不足となっていってしまいます。水分不足となっていくと前回お話しした状態以外にも、筋肉の水分も少なくなるために柔軟性が失われ、いわゆる”体が硬く”なってしまいます。体が硬い方が急に運動したり、とっさに動いた際には怪我をしてしまいやすいです。

 一般的な1日3回の食事からも水分補給は出来ていて、だいたい1リットルほどは食材から補給されているといわれます。そのため残りの足りない分、1,5リットル+αは”飲み物”から補給する必要があります。もちろん単純計算によるものなのであくまで目安です。

 先ほどはあえて飲み物と表現しましたが、水分補給をしましょうと言うとほとんどの方は水を想像されるとは思いますが、お茶やコーヒーなどもありますので「そっちでもいいかな?」と聞かれる方もみえます。もちろんお茶やコーヒーでも多少の水分補給は出来ますが効率が悪かったり、むしろ逆効果の場合もあります。

 コーヒーや緑茶、紅茶などはカフェインが多く含まれています。このカフェインは人間の体にとって刺激物で、作用としては覚醒(刺激による眠気覚まし)や利尿(刺激物のため外に出したい)があります。他にも抗酸化作用(老化防止)などもある為、一概に悪い飲み物という訳ではありません。ただ水分補給という観点からみると効果は薄い、もしくは利尿作用によって水分が出て行ってしまうため逆効果です。しかし、水だと味気なくてなかなか飲みづらいという方もみえると思います。そのような方は麦茶やほうじ茶などは比較的効率が良いとされていますので、そちらをお勧めします。

 他に、水分補給の効率として1番良いのはスポーツドリンクです。体液に近い成分で吸収率がとても良いのですが、飲みやすくしているためか糖分が多く含まれています。そのため、1日に必要な摂取量をスポーツドリンクだけで取ってしまうと糖分の過剰摂取となってしまうので注意が必要です。他にもいろいろな飲み物がありますが、特に何も考えずに飲める水がやはり一番お勧めです。

 このように水分補給といっても様々な補給の仕方があり、それぞれメリット、デメリットがありますが、一番は”続けられる”ことが大事だと思います。水分補給に関しては一生続けなくてはいけません。”これだけの水分補給をしたからもう飲まなくていいか”とは絶対になりません。ですので、自分自身の健康のために続けていけそうな補給法を模索していってください。良くも悪くも自分に返ってきます。

 最後は少し脅かすようになってしまいましたが、1日1日の積み重ねですし、今すぐにでも変えられることだと思いますので、少しづつ少しづつ習慣を変えていき健康な未来を送れるようにしていきましょう。

 次回は水分補給のコツについてお話ししたいと思います。おそらく次回で水分補給については最後となりますので、同じような話が続きますがお付き合いくだされば幸いです。

てぃーだ接骨院

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今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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